飛び石事故防止と自動車保険

他の交通事故と比べて飛び石事故は良く発生します。

 

2012年、事故有係数が導入されたのに伴い、従来の
等級据え置き事故が1等級ダウン事故となりました。

 

飛び石事故は等級据え置き事故でしたので1等級ダウンする
ため、保険を使うことに抵抗がある人も多かったでしょう

 

等級が低いならば、免責金額の設定によっては保
険を使わないほうが得になる可能性もあります。

 

飛び石事故は前方の車や対向車の車が突発的
に跳ねてくるため、回避することは困難です。

 

しかし、ある程度予防することは可能であると考えられています。

 

それは、少なくとも先行車からの車間距離を十分に
取ることで軽減することができるというものです。

 

車間距離を取ることは追突事故のリスク低減にも有効ですので、安
全と費用削減のため十分な車間距離を取ることが推奨されています。

 

また、飛び石事故は間違いなく石を跳ねた別の車
が存在しているのですから、その車の運転者に
償責任
が発生しそうにも思えなくもありません。

 

けれど、飛び石事故は実務上被害を受けた運
転者の責任で対処することになっています

 

法律上(不法行為)の賠償責任を認めるためには、
相手方に故意または過失が存在することが必要です。

 

通常の交通事故であれば、前方注視義務違反
全運転義務違反
等の何らかの違反が存在します。

 

つまり、事故が起こったことについて過失が認
められ、それを根拠に賠償責任が発生します。

 

しかし、飛び石事故では事情が異なるのです

 

車の走行するスピードでは、道路に落ちている小
石をドライバーが認識するのは非常に困難です。

 

そのため、大抵の場合その石を踏んで跳ね飛ばして周囲の車
にぶつけてしまったとしても、それは過失が認められません。

 

賠償責任を認めるには、原告(被害者)が被告(石を
跳ねたドライバー)の過失を立証する必要があります。

 

具体的には、普通のドライバーであれば道路に落ち
ている石を認識でき、しかもそれを避けることが可
能であったという事実を立証する必要があります。

 

これは被害者側が立証するのは費用対効果
も含めて考えるとほとんど不可能でしょう。

 

そのため、不法行為法上の賠償責任を相手に問うことはできないでしょう。

 

相手方に賠償責任が発生しないと、相手方の対物
賠償保険から補償を受けることができないのです。

 

>>カーシェアリングと自動車保険のページに進む

 

自動車保険おすすめTOPに戻る

 このエントリーをはてなブックマークに追加