飲酒運転に対する自動車保険の役割と罰則

車に轢かれただけでも最悪なのに、相手が飲酒運転だったと
わかったら怒りも倍増するかと思いますが、損害賠償金(保
険金)については飲酒運転の車でも受け取ることができます。

 

車の保険は強制保険の自賠責保険と任意保険があり
ますが、自賠責保険からの保険金と任意保険の対人
賠償、対物賠償から保険金を受けることができます。

 

ただし、加害者が任意保険に未加入だった場合、加
害者に対して損害賠償請求することになりますので、
大きな額を受け取るのは難しいかもしれません。

 

被害にあった人が自動車保険の人身傷害保険に
入っていた場合には、無保険車との事故でも自
分の保険から保険金を受け取ることができます。

 

人身傷害保険は車に乗っているときの事故だけでな
く、歩行中の自動車事故などの際にも補償されます。

 

飲酒運転を起こしてしまった場合は、相手に対する補償は行われ
ますが自分に対する補償は行われませんので、車両保険、人身傷
害保険、搭乗者傷害保険に入っていても補償は行われません。

 

お酒を飲んで運転した自分が悪いので当然ですね。

 

飲酒運転の罰則が厳しくなり、飲酒運転で死傷
事故を起こした場合に危険運転致死傷罪が適用
されると、最高で20年の有罪刑になります。

 

飲酒運転はそれだけで罪になりますし、事故を起こし
た場合には人生が終わる可能性もありますので、アル
コールを摂取した時には車を運転してはいけません。

 

なお、アルコールではなく薬物使用の場合も被害者は補償さ
れますが、もちろん加害者は補償されるはずもないのです。

 

「飲酒運転で事故を起こした時の罰則」
飲酒運転は悪質であるわけですが、飲酒運転で事故を起こし
た場合や事故を起こして逃げた場合には罪が重くなります。

 

道路交通法違反
・酒酔い運転:5年以下の懲役または100万円以下の罰金
・酒気帯び運転:3年以下の懲役または50万円以下の罰金

 

違反点数は酒酔い運転で35点、酒気帯び運転またはアルコ
ール濃度が0.25mg以上で25点、0.25mg未満で13点です。

 

また、検問などでお酒を飲んで運転していること
が見つかった場合には、道路交通法違反となり、
酒酔い運転であれば100万円の罰金になります。

 

同乗者がいる場合には同乗者も罰せられます。

 

救護義務違反
・5年以下の懲役または100万円以下の罰金

 

違反点数は35点で、ひき逃げをした場合には
救護義務違反で100万円の罰金となります。

 

※過失運転致死傷罪(自動車運転過失致死傷罪)は
7年以下の懲役・禁固または100万円以下の罰金。

 

危険運転致死傷罪
・人を負傷させた場合:15年以下の懲役
・人を死亡させた場合:1〜20年の懲役

 

飲酒運転で事故を起こし相手にケガを負わせてし
まったり死亡させてしまった場合には、過失運転
致死傷罪や危険運転致死傷罪が適用されます。

 

どちらが適用されるかは状況によって変わってきます。

 

危険運転致死傷罪で人を死亡させた場合
には、最高で20年の有罪刑になります。

 

殺人罪のような死刑や無期懲役刑はありませんが、20年と
いうのは殺人罪に匹敵するほど重罪ということになります。

 

ただ、それでも車で複数人を轢き殺したような場合で
も、死刑にならないというのは理解に苦しみますね。

 

自動車による死亡事故の場合、人を死なせてしまったのに執行猶
予が付くことも珍しくなく、殺人とは根本的に異なっていますが、
運転者に問題がある場合の事故については厳しく罰せられます。

 

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