自動車保険の等級制度

2012年、自動車保険の等級制度について大きく変
更がありました。自動車保険の任意保険では、ノンフ
リート等級別料率というシステムを導入しています。

 

このノンフリート等級別料率により、下記を可能にしています。

 

無事故を続けるドライバーは毎年等級が上がり、割引
率を増やし保険料を安くする。逆に事故を起こし保険
を使ったドライバーは等級を下げ、保険料を高くする。

 

「ノンフリート」とは自動車が9台以下の契約のことです。
10台以上の車での契約を「フリート」と呼びます。

 

等級や割引率は若干保険会社によって違いはあり
ますが、基本的に等級は1〜20まであります。

 

新規加入の場合は6等級からのスタートです。

 

新規契約の場合(6等級)

等級

6A

6B

6C

6E

6D

年齢条件

年齢を

問わず補償

21歳以上

補償

26歳以上

補償

30歳以上

補償

年齢条件

対象外

割引・割引率

25%

10%

5%

5%

5%

等級が上がるごとに割引率がアップ
していき、保険料は安くなります。

 

2台目以降の新規契約の場合(7等級)

等級

7A

7B

7C

7E

7D

年齢条件

年齢を

問わず補償

21歳以上

補償

26歳以上

補償

30歳以上

補償

年齢条件

対象外

割引・割引率

10%

15%

28%

28%

28%

7F等級、6F等級というのは前契約がある場合
の等級になります。1年無事故だと1等級アッ
プして、保険を使うと一気に3等級もダウン!

 

新規に自動車保険に加入すると6等級スタートですが、
この年は免許取り立てで運転に不慣れで、立て続けに
保険を使う事故を2回も起こしてしまったという場合
には、一気に1等級までダウンしてしまいます。

 

もとの6等級に戻るには、6年間もの間
無事故でいることしか方法はありません。

 

さらに1等級の場合の保険料は割増率が50%とし、例
えば6等級の際に10万円だった保険料が1等級になる
と、一気に20万円近くまで跳ね上がってしまいます。

 

しかもこの割増になる等級である「デメリット等級」は、
13ヶ月間の間、保険会社間で情報が共有されます。

 

逆に安全運転を続け、20等級の優良ドライバ
ーとなった場合は保険料の割引率は63%です。

 

かなり保険料は安くなりますね。

 

事故を起こした時に保険を使った場合だけ等級は下がり
ます。軽い事故で損害額が少ない時は、保険を使うと等
級ダウンで保険料が上がり逆に損をする場合があります。

 

小さな事故の場合は保険を使うべきかどうかを検討し、い
くらまでの事故であれば保険を使わないほうが得なのかと
いうことを、保険会社に試算してもらうと良いでしょう。

 

「等級を下げないようにするには?」

 

自動車保険を使っても等級を下げないようにする
には、少しくらいの物損事故は保険に頼らないで
自腹で修理をするように心がけることです。

 

誤って軽くどこかに車をぶつけてしまった、車体をこ
すってしまった程度の事故で保険金を使わないように
すると、等級を下げるのを回避することはできます。

 

任意で加入している自動車保険については、
無理に保険金を貰う必要はないのです。

 

なぜなら、こういった保険は自賠責保険と違いすべてのドラ
イバーが加入を義務付けられているものではないからです。

 

つまり事故を起こしてしまっても、任意の自
動車保険を使うかは加入者の自由なのです。

 

事故を起こしても任意の自動車保険を使わなければ、
当然ながら等級に影響を及ぼすことはありません。

 

事故の程度によっては、保険を使わないで自腹で車の修
理をしたほうが保険料の負担が軽くなることがあります。

 

一般的に等級が上がれば上がるほど、自動車
保険の保険料は安くなる傾向にあるからです。

 

自動車事故に遭ったとしても、それが自分に落ち度
がなく明らかに相手に過失がある事故の場合は、保
険を適用しても等級が下がることはありません。

 

とは言うものの、相手が100%悪い事故の場合で
もまったく問題点がないというわけではありません。

 

上記のようなケースが適用されるのは、事故を起こし
た相手もきちんと保険に入っている場合に限られます。

 

もし事故の相手が任意保険に未加入の場合、相手の保険で
はなく自分の自動車保険を使わなければならなくなります。

 

こうなってしまうと、自分に落ち度がない事故
であっても結局等級が下がることになってしま
い、翌年からの保険料が上がってしまいます。

 

こういった事を避けるためには、自動車保険
の特約をチェックしてみると良いでしょう。

 

自動車保険の特約の中には自分にまったく過失が
ない自動車事故で、相手が任意保険に未加入とい
う場合は等級を下げないというものもあります。

 

無保険の相手から事故を貰うことが不安
だという時は、このような特約のついた
自動車保険を選択するようにしましょう。

 

事故を起こした時に保険を使うか否か迷った
ときは、自分であらかじめ自動車保険の割引
率を計算してから判断するのがおすすめです。

 

自動車保険の割引率を計算するには、保険証券を参考
に保険料の割引率と等級から割引及び割増がまったく
ない保険料を算出してから、現在の等級から3段階下
げた等級を参考にして翌年の保険料を算出します。

 

ですが、事故を起こして等級が3段階下がりますと本
来の等級アップのステップが4段階遅れてしまうこと
になり、かなり保険料が割高になってしまいます。

 

>>名義変更手続きと等級引継ぎの可否のページに進む

 

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