自動ブレーキ割引

 

自動ブレーキ割引とは、自動ブレーキ機能搭載車を所
有している保険契約者が対象となる割引サービスです。

 

自動車保険におけるASV(先進安全自動車)割引の一つとも言えます。
また、自動ブレーキは衝突被害軽減ブレーキとも呼ばれています。

 

車に搭載されたレーダーやカメラを使って障害物や人間など
を検知し、衝突を回避するようドライバーに警告したり、回
避が困難な場合は自動ブレーキ制御を行うことが可能です。

 

自動ブレーキ機能が搭載された車が
初めて登場したのは2009年です。

 

ボルボXC60のシティ・セーフティとされています。

 

日本では、2010年に登場したスバルレガシーのアイサイトが始まりです。

 

なお、障害物や人を検知するセンサーは3種類に分
かれており、それぞれ性能や特徴は異なるものです。

 ミリ波レーダー

 

ミリ波レーダーは、遠方の障害物を検知することが可能です。

 

悪天候や逆光に強いものの、人を障害物として見分
けることができないというデメリットがあります。

 

販売価格の相場は6万円程です。

 

 光学カメラ

 

光学カメラはステレオカメラとシングルカメラに分かれます。

 

形状を認識することができるため、人の形をした動
く物であれば障害物として見分けることが可能です。

 

検知可能な距離、角度に関してはミリ波レーダーに劣るほか、
悪天候や逆光、夜間には弱いというデメリットがあります。

 

しかし安定感が高いため、自動ブレーキ機能と
して十分な距離をカバーすることが可能です。

 

販売価格はミリ波レーダーよりも安価です。

 

 赤外線レーダー

 

障害物を検知することが可能なのはおよそ30km〜50kmま
でとされていますが、実際のところは10kmまでのようです。

 

また直射日光に弱く、朝、夕方の時間帯は
十分な機能を発揮できないこともあります。

 

動作速度は30km以下まで、歩行者を察知
しないなどデメリットが多い点が難点です。

 

他の2つの自動ブレーキ機能よりも性能は劣りますが、
販売価格は2〜3万円程度と安価な価格設定が魅力です。

 

「なぜ自動ブレーキ割引が導入されたのか?」

 

自動ブレーキ搭載車の保険料割引制度が導入されるこ
とになった一番の理由は、自動ブレーキ搭載車の事故
のリスクは低いという、保険実験結果が保険料を算出
する際に正確に評価されていないことにあります。

 

そのため、型式別料率クラスの内容を一部変更することで
リスクの実態に合った保険料を算出することができるよう、
自動ブレーキ搭載車の保険料割引制度が導入されたのです。

 

また、対象となる用途車種は普通乗用車と軽自動車のみです。

 

軽自動車に関しては、2020年1月1日までに型
式別料率クラスを導入することが決まっています。

 

「3年後からは事故率に応じた保険料に」

 

自動ブレーキ割引は発売後から約3年以内の型式の
車が対象となります。割引がなくなった後は、事故
率に応じた保険料が算出されることになります。

 

発売されたばかりの型式の場合、保険実験のデータ
が不十分です。そのため、自動ブレーキ搭載による
リスク軽減効果を正しく評価することができません。

 

しかし発売から3年経過することによって、保険実験
が十分となることから、自動ブレーキ搭載によるリス
ク軽減効果を正しく評価することが可能となります。

 

ただ、自動ブレーキ割引は3年しか適用されないのです。

 

自動車保険による安全装置の割引は自動
ブレーキに限ったことではありません。

 

エアバックやABSもASV割引として損保会社が同様に導入してき
ました。自動車保険の安全装置割引は一定期間を経て廃止となり、
型式別料率クラスに反映される仕組みとなっているのです。

 

そして、3年後の保険料がどのくらい安くなるかは
型式別料率クラスに反映されるまで分かりません。

 

とはいうものの、自動ブレーキの機能性が高い形式の
場合、保険料が9%以上安くなる可能性があります。

 

また、国土交通省では先進安全自動車推進計画を進めています。

 

そのため、ASV技術革新が進むにつれて、自動車
保険の保険料はさらに安くなるかもしれません。

 

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